ヨットのサイズ

 ヨットハーバーの上架ヤードでオセアニス40の整備作業に余念がないオーナーに声を掛けると、このヨットが整備できたらもう売ろうと思っているとおっしゃっていた。中古だったが、まだ買ってから1年と少しくらいだろうと思う。「何故?」と、お聞きすると自分の乗りたいサイズよりも少し大きいそうだ。彼は今まで33fのクルージングヨットに乗っていた。今のヨットはちょっと見た目には前のヨットの2倍くらいはありそうだ。装備もかなり違う。チークデッキ、6kwのジェネレーター、エヤコン、各種油圧システムと前の33fとは整備する装置も船体のボリュームも大違いだ。幾つかのトラブルもあったそうだ。シングルで操船中にプロペラ脱落、ラダー作動系故障等があり、ハーバー付近だったが対応に手こずったことも理由の一つだろう。

c0041039_10405790.jpg つい最近、昔からの友人が39fの新艇ヨットを買った。全長は12.14mなので呼称では40fだろうね。奥方や仲間とクルージングやパーティを楽しみたいとおっしゃているのでサイズとしては充分だ。だが前の31fのヨットから少々ブランクがあるし、まだフネの癖もよく判らないので長さ12m、幅4mのヨットをバースに出し入れするときは相当の緊張があるようだ。当分は港近くで操船練習が欠かせないねと話している。当分はボク達仲間で付き合う覚悟だが、ヨットの練習よりもフネを舫ってからのビールが大好きな人も多く先が思いやられる。


c0041039_10162629.jpg 先月だったのだろうか、お向かいの桟橋にハンター36の新艇が入ってきて、今、熱心に操船練習をしている。また、先週末にフル装備の「ナウティキャット331」のこれまた新艇がお向かいの桟橋に入ってきた。船名を読むと、昨年サウナルームが付いた、43fだったかな、大きなヨットを見学したが、そのフネに付いていた名前だった。中古艇を買って乗ろうと思って手を入れたが、大きすぎて時化の海で苦労されたらしいとも聞いた。今度はナウティキャットにしては小ぶりなヨットなのでショートハンドの航海でもサイズ的に問題はないのだろう。

 近頃のクルージングヨットは重労働だったハリヤードーの上げ下げはなくなったが、デッキが高すぎるヨットが増えてきた。桟橋からの乗り降りも踏み台がなければ乗り込めない。まして出先のマリーナの桟橋では舫いを持って飛び降りるときには大変だ。フネは手入れを怠らなければそう老化(劣化)はしないが、人間は違うね。中高年からの老化は早い。今までデッキから飛び降りられた高さでも、いつまでも出来ないのだ。スポーツセンターで筋トレに励むのも良い考えだが、乗り易いサイズに乗り換えるのも海に出る機会が増えてそれも楽しい。

 港の片隅からこう見渡していても、やっぱり世間の景気は良くなっているように見える。このハーバーもヨットやボートが増えてきた。ボートは若い人も多いがクルージングヨットにはそう若い人はいない。これからは団塊世代の人達がどっと?ヨットを始めるのだろうが、自分の遊び方と体力を充分考えミスマッチのフネを選ばないようにして、この趣味を長く楽しんで欲しいもんだね。
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by pac3jp | 2006-06-19 10:27 | ウオッチング  

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