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ハーバーパトロールボートに助けてもらったら・・・

 ボクが今、ヨットを預けているヨットハーバーは海上係留600隻、陸上保管100隻、全部入れば、合計700隻の保管が可能な大きな施設である。従って、ハーバーサービスのハードもソフトももよく整っている。

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 毎日、防波堤の内側、ハーバーエリアの海面はパトロールの旗を揚げたインフレータブルボートがパトロールしている。
 このボートは大雨や台風の後などは大きな流木やゴミなどがハーバーに入ってきて、フネの航行の障害になるので取り除いているのも良く見た。また、仲間のボートがポンツーンから出ようとして、エンコンのワイヤー系の故障で隣の桟橋に流され大騒ぎしていた時もレスキューに来ていた。 
 狭い櫛形桟橋の間で起こる航行不自由系のトラブル時には頼りになる存在ではあるが・・・。

 こんな話を聞いた。
 その1、11月中旬、体調不良で3ヶ月ほど愛艇に来れなかったオーナーが、上架整備をしようとしてポンツーンのバースからヨットを出したが、航行不能になってしまっていたところ、丁度いい所にハーバーパトロールのボートが来て、ハーバー内の上架用のポンツーンまで曳いてくれる事になった。オーナーは地獄で仏と喜んだ。

 その2、状況は上記に同じ、プロペラにフジツボが一杯付いてしまって、プロペラは回るが、推進力は発生しない状態だ。これも丁度付近にいたパトロールボートが「お手伝いしましょうか?」と声を掛けてくれたので「お願いします!」といったら上架サービス用ポンツーンに曳いて行ってくれた。

 だが後日、2艇ともハーバーからしっかりとレスキュー曳航費用として7,000円の請求書がきたそうだ。7,000円が安いか高いかはその時の状況にもよるが、高い係留料を払っているのにこれくらい「タダ」にしたらの声もある。
 だが、海水温が高い時期はフジツボなどの成長が早いので注意が必要だが、中には無関心のオーナーもいる。結果、メンテ不足で動けないフネは多い。ハーバーもタダではやってられないのかもしれないね。

 お二人とも不幸にしてバースから出て曳航されてしまったが、「自分のバースに戻してもらうのは無料だろう」とおっしゃていたが、確認していないので料金を取られるかどうかは不明である。
 
 もし、ボクがハーバー内でそんな場面になってしまった時は、パトロールボートにこの作業は有料か、無料か、まず、聞いてみよう。そして、無料の範囲でお手伝いしてもらって自分のバースに戻り、12月までだったら潜ろう。1月~3月だったらどうしよう?

 まぁ、寒いときにプロペラはあんまり?、汚れないからね。 安心している。

by pac3jp | 2005-12-16 09:28 | ウオッチング  

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