寒くなったらフルドジャー!

 秋が深まり、日暮れも早くなって、ヨットのコクピットでの酒盛りも少し寒くなってきた。こんな時期、コクピットをすっぽりと覆うドジャーを持つヨットが羨ましくなる。

 大型のヨットや、長距離のクルージングをするヨットはハードドジャーを装備しているフネもあるが、普通のクルージングヨットはソフトドジャーだろう。ドジャーは航海中も有効だが、港に停泊している時もビミニトップと合わせて、日差しや、雨からクルーを守ってくれる。だが、冬の寒気を防ぐ構造にはなっていないのでこの季節の夜にコックピットでのおしゃべりは多少つらい。

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 先週末、友人のフルドジャー風に改装されたヨットのコクピットでサタデーナイトパーティがあった。女性と子供たちはキャビンの中、酒飲みの男たちはコックピットへと船長さんから指示があった。外は弱い北風が吹いていたが、コックピットテーブルのコンロも順調でしゃぶしゃぶ鍋も食べ頃になってきた。この時期に吹きさらしのコックピットで飲んでいるのと較べて天国に近い?ものがあった。

 このフルドジャーは通常のソフトドジャーとビミニトップにビニール窓つきキャンバスを両側面と後部に追加したものだ。従って、最初からそのように設計されたフルドジャーのように完全な個室にはならないが、航海中などには取り外しも簡単で融通も利く。
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 ボクの周りにもフルドジャーを持ったヨットが2隻いるが、使用感を聞いてみると、当然だが、寒い季節や雨中の航海は最高!とおっしゃっている。ヨットが少人数でクルージングする為の艤装になっていて、頻繁にフォアデッキやマストに出て行かなくて済むのだろうね。2隻の内、大きい方の1隻が、がっしりした太めのフレームで作られたフルドジャーを装備している。このヨットで来春、小笠原諸島にクルージングに行く予定らしい。その後にお聞きする外洋でのフルドジャーの使い心地のお話も楽しみだ。

 しかし、面倒なのは台風襲来の度に、ヨットに掛かる風圧が増したり、風でドジャーが破れたりする可能性があるので、そのフルドジャーを取り外す作業がいることだろう。 台風が多かった昨年はぼやき声も聞こえてきそうだったね。

 もし、自分のフネにこのような大型のドジャーを付ける機会と資金があったなら、強化ガラス窓付きのハードドジャーと後ろはキャンバスの出入り口を付ける。中にはレーダーと航海計器、GPS、VHF無線機とチャートを折って広げられるスペースを設け、出入り口は通常、開けっ放しで操船する。 と、こんなドジャーにしたいと思っているが・・・。
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by pac3jp | 2005-11-18 09:19 | ヨットの艤装と艤装品  

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