新しいタイプの防波堤かな?

 燧灘に面した香川県の観音寺港に寄港した。クルーはこの土地の観光地である琴弾公園の砂に掘られた銭形(寛永通宝)を見に行ってしまった。テレビでやっている銭形平次の番組タイトル映像に使われていた場所だ。

 港は伊吹島漁協の「いりこ」の加工施設と埠頭用地の巨大な構造物が目立っていた。現場で見ると、既に積み出しが済んだベースがいくつかあり、据付を待つ残りの3基のようだった。

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 ボクは海洋土木の専門家ではないので詳しくは分からないが、どうも新しいタイプの防波堤か護岸の部材のようだ。 このブロックの大きさは、底面で10m×10m位はある。高さは18m位、前面は波消し効果のありそうなブロック構造で漁礁にも似ている。
背面は垂直の壁になっていて防波堤ならば港内岸壁、護岸ならば土留めになるのだろう。ベースの部分の高さも大人の背丈くらいはある。

 近くで新しい護岸にバージから土砂を入れていたので、その付近で使われるのだろうが、この港の周辺は水深5mくらいなのに高さ18mものブロックがいるのだろうか。

 今までに見た防波堤の構造物は大きな四角いケーソンだった。ダグボートで引かていたり、クレーンで据え付けているのも見た事はある。ケーソンは構造が単純なので造るのは簡単そうだが、小型の船で港を使う立場から見ればケーソンだけで防波堤を造れば、ちょっと風が吹けばその前には三角波が立って小型のボートにはキツくなる。テトラを入れたら波はマシになるが不細工だ。自然石で護岸をつくれば素晴らしいが費用が嵩むだろうね。

 このように何処でも護岸や防波堤はケーソンとテトラでなくて、見た目もすっきりとしていて、波消しや漁礁として効果があれば少々費用が高くてもボクは納得するね。
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 この港は煮干いわしの加工工場があるので、高速のいわし運搬船が頻繁に入出港するのと観音寺漁協と伊吹島漁協の2箇所も魚市場があるので漁船も多く、ヨットが一夜係留するのに適当な場所はなさそうだ。
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by pac3jp | 2005-08-21 10:17 | クルージング  

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