応急上架にこんなのはどうですか!

クルージング中、プロペラ、キール、ラダー、スルハルの故障の時やクルージングを一時中止や取りやめで長期にヨットを留守にする時、貴方はどうしますか。

友人が外洋に面した周参見漁港でプロペラを落としてしまい大慌て、しかし彼はダイバーだった事とラッキーに恵まれて水中でリカバリーできました。詳しい顛末はドリーム号の航海記をご覧下さい。

ダイバーに応援を頼むことはあっても、普通はマリーナで、あるいは港の片隅に船台を用意し上架するのが一般的ですが、少し珍しい方法を見つけましたのでお教えします。
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とある田舎のマリーナでふと、岸壁を見るとセーリングクルーザーらしきフネが鎮座しているのが見えた。デッキにマストが乗っているのでヨットに違いはないと思い、近づいてよく見ると、かなり大きいアルミのクルージングヨットだ。


キールもしっかりと付いている。ただし、船体の下、大きな穴の中にあった。半分は泥に埋まっているが、鉛なので腐ることは無い。

私の想像ですが、船台不要の上架保管の方法は、まず、キールとペラが入る穴をパワーショベルで掘り、土を穴の周りに積みそこへクレーンで船体を吊りラダーをはずして静かに置く。実に簡単だ。岸壁近くに穴が掘れる場所があるという条件はいるがどんな田舎に行っても公共土木工事はやっているのでショベルやクレーンの器材の調達に困ることはないだろう。

このヨットが誰のものか知りませんが、雰囲気からして日本人のものではないようです。台風シーズンに南西諸島の港でフネを預けてどうしても帰らなければならなくなった時、部品の盗難も心配だが、転倒はしないのでそれなりに有効な方法かなと思うけど・・・。
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by pac3jp | 2005-07-30 07:26 | クルージング  

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