電動ウインチハンドル

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クルージングヨットの省力化のシステムはセルフテーリングウインチ、ジブファーラー、メインファーラーやブームファーラーとどんどん進んできたが、全自動システムの搭載がスペースや価格の問題で採用が難しい小型のクルージングヨットはシステムの一部を体力でカバーしなくてはならない部分も出てくる。
そこで小型ヨットの省力化システムのリカバー方法?が必要になってくる。

最近、新型のブームファーラーを装備したオーナーさんがその新兵器のハンドリングに体力がいるので「ジムに通って体力を付けよう!」とおっしゃっていたが、簡単にお腹の空かない解決策を発見された。

電動ウインチハンドルだ。これがあれば重いウインチ作業もヘッチャラだ。この道具をウインチにセットできる力があればいいのだ。

大分前からから電動ウインチハンドルという便利な道具があるとは聞いていたが、価格が高かったことと、まだウインチを回す体力くらいはあると信じていたから関心は沸かなかった。  そして私の周りでは誰も使ってなかったので、ついこんな道具が有る事も忘れていた。

突然現れたこの道具に正直びっくりした。だが、強風時のジブの巻き取りにコックピットに装備した電動ウインドラスを使っていた40fクラスヨットに乗っていた年配のヨット乗りもいたが、これは電池で動くのだ!

オーナーが実演してくれた。 正転・逆転も自由。2スピードウインチにも対応している。電池切れには交直両用の充電器と予備バッテリーがある。
電動ウインチハンドルに急に負荷がかかると体が振り回されて危険なので振れまわり防止のハーネスも付いている。負荷のトルクを調整できるドライバードリルのような機能のほうが良いように思うが、どうだろう。
だが、普通のウインチハンドルの20本分位もする高価な道具なので海に落とすと大変だ。落下防止に人間並みのハーネスも必要だ。

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電池で駆動する電動工具は屋外で作業する多くの職種で使われているし、ホームセンターで見かけるの種類の多さに驚く。
ドライバードリルはヨット屋さんも使っているのでよく見る。高い足場の上で作業する足場屋さんの兄ちゃんが腰にインパクトレンチを差していた。ついこの間まではラチェットレンチだったのに。作業のスピードは倍以上だろうね。

販売店のコピーには「肘や腰を痛めている人、高齢の人、非力な人や女性などに最適」とあるが、最近の女性は強くなったので不要かも。
その他にアンカー上げにも使えると書いてあったが、今度オーナーにどうだったか聞いていよう!

便利な道具ではあるが問題は普通の非力なヨットマンの財政状況がその導入を許すかどうかが、まずは問題である。

私の場合、新装備の導入は投入する資金対効果と、口うるさい仲間の評価のバランスで決まるが、このシステムの導入はまず、最初の資金で躓くね。
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by pac3jp | 2005-07-25 10:37 | ヨットの艤装と艤装品  

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