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便利に使えるアンカーバック

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今年の九州周航クルージングでは9個所、延べでは11回のスターンアンカーのバウ付け、通称、槍付けのアンカリングをした。

初めて入る港では出来るだけアンカーは打ちたくなかったが、ヨットを安全に係留するためには必要なのでやってきた。

25ポンドのダンフォースタイプアンカーとチェーン8m付きの18mmアンカーライン50mは常にスターンにスタンバイ状態でセットしていた。

アンカーを打つ場所に近づくとパートナーはバウに、スキッパーはアンカーを下げ、水深の5倍になる位置にアンカーを落とし、微速で前進、岸壁に近づく前にアンカーを効かせ、効いた事を確認したら、微速前進。
アンカーラインをすばやく効かせ、艇の横流れを防ぐ。バウのパートナーは岸壁に降りて舫いを取る。

このようにアンカーを打つ時は長いアンカーラインがスムースに出ていく事がこの作業の重要なポイントだ。
かってはコイルしたラインをデッキに8の字にして繰り出した事もしたが、今はこのアンカーバックをいつも便利に使っている。アンカーを入れていて繰り出す時もスムースに出てゆく。
ブレーキ時のみロープをウインチにかける。バックの底からはロープの尻手が出ているので近くのクリートに舫っておく。もし、長さが不足の場合はこれに新たなロープをに繋ぐ。

収納も便利だ。手提げバンドが付いているのでバックのままコクピットロッカーにしまう。
アンカーラインの巻き取りにスターン付近にリールを取りつけているヨットもいるが、これが一番だと思って使っている。     ウエストマリンの通販で購入 サイズSで82.99ドル

by pac3jp | 2005-07-07 08:43 | アンカー  

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