クルージングヨットの必需品「ドジャー」について(1)

ヨットのコンパニオンウェイをカバーするドジャーもすっかり日本のクルージングヨットにも定着してきた。 外国のヨットが数多く輸入されるようになって、オプション価格も程ほどなので近頃の新艇には大抵ついているようだ。

このドジャーもチョイ乗りやショートクルージングではどんなドジャーでもそれなりの効果はある。 しかし、長いクルージングや外洋を渡るクルージングでは材質、サイズ、取り付け等々から色々な悩みの種が発生する。

ドジャーの主な役割はコクピット前方の乗員を風や雨、そして波のスプレーからも守る事である。そして、コンパニオンウェイを開放出来る事でキャビンの換気も促す。

悩みの種の一番はバウが波を掬った時にデッキを流れる海水がドジャーの中に浸入してくる事である。ドジャーの隙間にウエスを詰めたり、外側からテープで補強したりはするが、メンドクサイもんだ。

今回はドジャーの水仕舞につてのみ何艇かのドジャーを見てみた。

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1.そのままのデッキにホックを付けてドジャーがセットされたもの。デッキ上のハリヤード類はフラップの下を通過するタイプ。 ※後からドジャーを取りつけたヨットに多い。業者任せなので業者が付けやすいように付けたか、オーナーが特に指示をしなかった。


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2.デッキにレールやベースをセットし、ドジャーの裾がボルトロープになっているもの。ハリヤード類は同じくフラップの下か専用のトレイを通過するタイプ。 ※デッキがドジャーを想定して成形してある為、ドジャーがデッキにすっきりと綺麗におさまるが浸水はありそうだ。輸入のヨットに多い。

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3.デッキ面から多少ベースを立ち上げ、ドジャーがセットされていて、ハリヤードの引きこみ口から海水が入りにくくしたタイプ。 ※この艇は毎年小笠原に行っていますが外洋を走る時はロープが通る穴は全て詰め物をするそうです。

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4.ガラスのウインドシールドにドジャーがセットされ、ドジャーの中にハリヤード類が貫通していないタイプ。 ※このタイプはドジャーからの浸水はないが、欠点はセールコントロールが全てマストにあるのでコクピットから出て、スプレーを被るデッキに出なくてはならない事だが・・・。

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5.ソフトドジャーも良いけれども、外洋志向の方は「ハードドジャー」とおっしゃいますが、先日無寄港世界一周をした堀江さんのマーメードのドジャーはいかがですか。・・・もうチョット、ドジャーの高いのが欲しいとか。  これではあまり楽しそうな雰囲気はないね。
まぁ当然ですね、これはヨット冒険家のボートですから。

自分のヨットの艤装品は自分の遊び方に合うよう、しっかりと拘っていきたいもんですね!
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by pac3jp | 2005-06-30 10:48 | ヨットの艤装と艤装品  

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