ヨットのメッカのローカルレース

ここのハーバーには名門で有名なヨットクラブがあり世界選手権レースなどのメジャーでハイグレードなレースをやっている。大型のレーサーが茶色や黒のセールをつけてレースをしているのを遠くから見る事はある。

私達の仲間のクルージング派は同じハーバーにいてもヨットクラブのメンバーでもないし、ハーバーとは係留契約を結んでいるだけの関係であってレースで競う事にも余り興味がなかったのでヨットレースの運営についてもよく判らなかった。

何故かこのところレースに興味が出てきた数人のメンバーががレース、レースと言い出し、我々クルージング派グループでも近隣のヨットクラブのメンバーと一緒にレースを開催する事になってしまった。

正式に海面使用の許可を取り、本部船、運営ボートをお願いし、帆走指示書を作成、各艇のレーティグを決定し、準備は整った。

6月19日、お天気は曇り。参加は23f~37fまでの16隻。お祭りレースレベルのに出た事があるヨットは約半数、あとの半数はポート、スターボーもあやしい?フネだ。しかし、お世話してくださる人がいて琵琶湖のヨットクラブから歴戦のレーサー20数人が8艇に分乗して応援して下さることになった。

スタート前はWの微風が吹いていて10トンを越す重量級のクルージングヨットを走らせるにはちょっとパワーが足りないなぁと思いながら、タックを重ねてレース海面に向かう。広い海面に出ると久しぶりのスピンを上げる。我が愛艇でレースに出るのは10年振りか。10年使っているメインセール、自転車からダイビングセットまで満載のヨットでいけるのかなと心配はした。
普通のデイセーリングでもスピンは殆ど上げないのでクルーも段取りがわからない。ディップポールジャイブも久しくやってないので微風ではともかく、強風ではとても出来そうにない。

スタート時間が近づくと急に風が上がってきて20ktを越す強風になってきた。さすがの重量級も20kt超の風が吹くと結構なスピードで帆走する。速成クルーのチームなので安全第一に走らせる。

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スタートは本部船の下から出てラインを流して下一番でスタートする。暫くするとフリートをリードし、トップに立った。トップを走ると自分でマークを探す事が必要である。今回のレースの為に借りてきた俵ブイですがチョット古ぼけていてカバーが半分くらいはがれているので、白波に紛れて見つけにくかった。
ゲストクルーの皆さんは本式レースのマークをイメージしているので探すので余計見つからない。コースは片上りになっていてタックなしでマークにアプローチできた。上マークをかわすとフリーの風になるが、スピンの上げられる角度ではない。即、スピンは不使用に決定。

下マークもゆっくりとセールの締込に合わせてラフイングしタックして上に向かう。後続の艇はお決まりの下マークの混雑を緊張しながら回航しているでしょうネ、と思いながら上へ。

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ワンタックを入れて上を回航。風は18kt前後、2番手以下を大分リードしたようだ。
応援のゲストクルーのテンションも俄然上がってきた。うちのクルージングクルーの出番はない。気合を入れて最後の上りのコースを帆走するが、まだフィニッシュラインが設定されてない。どうしようかと思っている間に何とか本部船がアンカーを打ちフィニッシュラインが出来た。
ほっとしながらファーストフィニッシュのゴールに入った。

成績表はここです

後で聞くとマークタッチ、本部船とのニアミス、スタート信号旗の勘違い、風の思惑違い等々色々あったようですが、出艇16艇のうち14艇は完走。2艇がリタイヤで無事に我々ピアネット主催のヨットレースは終わった。

ヨットレースも色々あるが地方のクラブ主催の草レースで勝ってしまい、ヨットレースに目覚め、日本を代表するようなトップレーサーになった人も沢山いると思う。勝った!という感動?感慨?はレースの大きさやカップの立派さに比例はしない。草レースでも初めて勝った時の感動は忘れないものだ。

ここのハーバーもホワイトセールのみ参加できるヨットレースを開催しているが、初めて出てみたいと思っている船には敷居が高そうな感じがすると聞いている。
昔はどこでもやっていたが、運営する人も走る人も一緒に楽しめる草レースの復活を願っているがヨット乗りの高齢化もあって難しそうだなぁ。・・・いやぁそうでもないか!!
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表彰式はハーバーのBBQコーナーで盛大に!!
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by pac3jp | 2005-06-21 14:40 | 音楽・パーティ  

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