ケープタウン沖でヨットにクジラが乗り上げる!

 2010年ワールドカップで世界中のサッカーファンを沸かせた、南アフリカのケープタウン沖でホエールウオッチングのヨットに体重40トンのクジラが乗り上げたと言うニュース「Whale of a tale for couple yachting off Cape Town」が7月21日 付けのBBC Newsから報じられた。

c0041039_15592066.jpg ケープタウン(南アフリカ)沖でのホエールウォッチング旅行中のカップルは、長さ10m、体重40トンのミナミセミクジラが彼女らのヨットに飛びついたとき、幸運にも彼女らには大きな被害を免れたと言います。

 ミナミセミクジラ(貧しい視力で知られている種)が、ブリーチングして水の中へ滑る前にヨットのマストにかみついたという。
 このクジラは音でナビゲートしますが、カップルは「私たちのヨットのエンジンがオフであったので、クジラは、私たちがそこにいたのを知りませんでした」そして「私たちのヨットはただ間違った時間と間違った場所にいたボートでした」といってミナミセミクジラの習性に適切に対応したホエールウオッチングでなかったようにいっていますので、乗っていたヴェルナーさん達ががこの事故を導いた疑いもありました。当地のホエールウオッチングに対するガイドラインに違反しているんのかもしれませんね。

 状況は:ヴェルナーと彼女の仲間ラルフは天気の良い日のテーブル湾にはヨットの上から遠くにクジラの姿を見ることがあった。
 彼女は、エンジンを切って、それから1時間ほどクジラを見ながら浮いたと言いました。 クジラは最初、私達のヨットから120メートル離れて登場し、それからまた潜り、 数分後、それが10メートルの近くで浮上したのを見た。
 突然、私はパートナーの叫び声を聞いて周りを見回すと、そこにはデッキにブリーチングした大きなクジラが見えた!

 そして、マストが大きな音を立てて倒れて来たとき、私は、パートナーのラルフと本能的にヨットのホィールの後ろに隠れました。クジラはヨットの側面を滑り降り海の中に・・・。

 その時、近くにいた旅行者がその瞬間をカメラに捕えました。動画はこちら

c0041039_1621611.jpg すぐに私は、幸い我々の身体は無事だったが、ヨットはどのくらいのダメージがあったかはすぐに分った。ヴェルナーさんは、ヨットの損害を修理するには8,500ポンド(邦貨で約116万円)必要かもしれないと言っている。
(日本ではマストが折れてセイルにダメージがあればもっと掛かりそうですね)

 我々はエンジンを始動して、海岸に向かった。幸いにも、私たちは水に落ちることはなかった。そして私たちが陸に戻ったとき、私は、私たちが生き残ったのがどれくらい幸運であるかがわかりましたおっしゃっている。

 乗っていたヴェルナーさんは、その後、BBCに「私はまだクジラが好きです。」と、いったと伝えられている。

 最近、日本の熊野灘・土佐湾など沿岸や近海でもクジラが増えているという印象がある。国際会議では捕鯨反対の大合唱で環境テロリストが大きな顔をしてのさばっている。かって沿岸に多数生息していたクジラ類は取り尽してしまったらしいが保護を続けてゆけばまた復活するかもしれない。でも、沿岸で小型のヨットやボートにぶち当たる位に増えても困るなあ。

 時々ヨットがクジラに衝突した話も聞いたことがある。ヨットの10倍もの質量がある巨体に衝突され一瞬に沈没してしまって行方不明になったヨットもあるだろう。イパーブも艇内収納式では持ち出す時間がない、もしもの時は固定式の自動脱着装置がついたものが必要ですよ。
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by pac3jp | 2010-08-04 16:09 | クルージング  

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