イカロスが太陽光圧でセイリングを始める!

 7月9日、イカロスの運用において、セイル展開後に実施した精密軌道決定により光子加速(太陽の光子の圧力(太陽光圧)により物体が加速されること)を確認し、これにより「IKAROS」は、惑星間航行において、光子による史上最大の加速度を発揮した実証機となりましたとJAXAから発表があった。
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 展開したセイルが受ける太陽光圧による推力は1.12mN(ミリニュートン)であり、想定通りの値で、1.12mNは、地球上で0.114gの物体にかかる重力にほぼ等しい。1円玉の1/10の重さの推力であのイカロスの14m四角のセイルと本体部分をあわせた合計310kgある探査機を加速させて行くのだ。

 セイルが主推進エンジンだが、セイルに貼ったソーラーパネルは姿勢制御スラスタなどのイオンエンジンの電源になるなど車でも流行のハイブリットパワーになっているという。

 イカロスBLOGを読んでいるとセイル展開後、「光圧以外にも,セイルに付着していた物質が気化して推力を発生するなども考えられるため」などと書いてあるので重力のごく少ない宇宙では気化する物質は多かれ少なかれ推進力は発生するものだろう。

 子供の頃、校庭の松の新芽を折って小さな泉水に浮かべて競争させた遊びがあったなぁ、と突然思い出した。あれは松の新芽から出る油分が水面に流れ出す際にでる推力が松の新芽をフネにしていたのかもしれない。もし宇宙空間だったらこの推力で宇宙の果てまで加速して飛んでゆくのかな?
 ・・・ちょっと次元が低い話しでした!

 やっぱり、JAXAが作ったイカロスの紹介ビデオが一番分り易いですね。


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by pac3jp | 2010-07-11 16:03 | 航空・宇宙  

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