2010 美保基地 航空祭 ブルーインパルス+α

 美保基地航空祭の最大の呼び物はT-4ブルーインパルスチームが大空を華麗に舞う曲技飛行だろう。従って航空祭プログラムの最後を飾るイベントになっている。しかし、風は弱いが雨は降り続き、雲も低く、航空ショーの気象条件としてはどうもよくないように思われる。今日は中止かなとお客さんの多くがそう思っているように見えた。

 ところが、大勢の観客の願いが叶ったのか予定時間前になると雨は少し弱くなり、雲はちょっとだけ高くなったような気がする。場内アナウンスがブルーインパルスの離陸を報じ、パイロットが観客に手を振りながらタキシングしてゆく。



 ブルーインパルスはやむを得ず低い雲の下での編隊飛行だけになってしまい上昇しながら回転するなど曲技飛行は出来なかったが滑走路の上空を右から左に規則正しく飛ぶので何とかボクのムービーでも撮ることも出来た。昨年の小松基地では中止だったので、これがはじめてのブルーインパルスだったが、こんなお天気でも見ることが出来ただけでもラッキーだったのかな。



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 エプロンに展示された全ての機体に細いワイヤーが繋がれているのに気が付いた。ワイヤーの先は接地極を表す黒と黄色に塗られた丸い標識のターミナルにつながれている。↑左画像は救難ヘリ「UH60J」の機体の一部分で静電気などを放電させるアース線の差込口を撮ったものだが、他の航空機にも同じようなアース接続点が見受けられる。流石に高価な乗り物はちゃんと安全に管理されていると思ったものでした。

c0041039_9154253.jpg 左上画像はC-1用の20人は乗れそうな大型の救命いかだ。

 左下画像は救命いかだ用のサバイバル・キットとして展示された海水脱塩キット。これは汎用品のウオーターメーカー「サーベイヤー35」が展示されていた。カタログ値では1.2gphの能力があり、SOLAS・FAA・FDA・USCGなどで認められたサバイバル用品のようだ。価格は1999.0ドル(West Marineカタログより)

 昨年11月に小松基地でみた「F-15」に搭載される一人用海水脱塩キットは日本の栗田工業製の海水を化学的に処理する薬剤が入ったキットだったが、輸送機などクルーが多い機体は飲料水の量の確保の関係から膜系のウオーターメーカーになったのでしょうね。この装置を10分動かし約600mlの水が取れる計算になるが、固定できないライフラフトの中で重いハンドルを動かし飲料水の確保は大変でしょうね。

 小型のライフラフト用にはもっと小さいのウオーターメーカーがWestMarineのカタログに載っていたが今はないのでもう商品がないのかも知れない。どうなったのだろうか。

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by pac3jp | 2010-06-01 09:39 | 航空・宇宙  

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