2010 美保基地 航空祭 C-1

 5月23日(日)米子市のJASDF美保基地航空祭に行ってきた。

 ここはC-1戦術輸送機が主力の航空輸送部隊がいる基地だと知っていた。それにボクの甥っ子夫婦がここに勤務している縁もあって前から一度は行った見たいと思っていた航空祭だった。ところが出発前夜から雨が降っているし、予報ではかなりの悪天候になるという。

c0041039_1417177.jpg 11時半頃、ぬかるんだ駐車場から基地に入る、今年は見学者の手荷物検査があったが護衛艦のようなセンサーでチェックなどでなく目視だけで適当である。まぁ、バスツアーでやってくる善男善女のグループだということですからね。

 小雨が降るエプロンにはずらりと地上展示の機体が並んでいる。ミサイルや機関砲を装備した戦闘機は1機もいないが、輸送機、練習機、救援機、偵察機、多用途機など割と地味な航空機が並んでいる。そのなかで航空祭の花形「T-4ブルーインパルス」チームの機体が見える。美保基地の主力はC-1輸送機だ、ぐるっと見渡すとエプロンや格納庫に10機くらいはいるようである。

c0041039_14125233.jpg

c0041039_1482234.jpg

 エプロンで唯一の機内見学が出来るC-1が車両や榴弾砲まで搭載できるという貨物室を開放しているので覗いてみる。大きな開口部なので雨の日でも傘の仕舞が楽だねと思いながら中に入る。
 機内の天井は高いが奥行は意外と短い、この機は中央に救急搬送の担架が8人分セットされている。内壁に簡単な座席が畳んであるが、旅客機とはえらい違いだ。コクピットの見学は出来ないが隙間からちらっと見ることが出来た。

c0041039_149238.jpg
  (クリックすると大きな絵になります)
 格納庫でC-1のジェットエンジンが展示されていた。全装備重量39トンの機体を最大速力800km/hで飛ばすエンジンは直径:約1.2m、長さ:約6m、重さ2トンの大きさだ。着陸には逆噴射がつかわれるのでジェット噴射口の後に開閉式の弁が付いていて、その作動デモが大音響つきで行われていた。戦闘機などは付いてないのだろうか、空港に行くと旅客機の着陸時には必ず逆噴射をする音が聞こえてきますよね。

 C-1戦術輸送機は昭和46年3月から装備が始まり昭和56年までに31機が配備されたというが、一番新しい機体でももう29年も経っていて、古いのはもう40歳だ。でも今年になって川崎重工からやっと一号機がJASDFに引き渡されたので、もう暫くすれば新型輸送機が配備され始めますね。下のXC-2の動画をご参照ください。



 ⇪ボクがちょっと気になったところ・・・試験飛行中に車輪を出しているのは突然の故障に備えているそうです。

 空挺降下するために離陸したとアナウンスされたC-1が早々と戻ってきた。どうもパラシュート降下には適当な気象条件ではないようだ。今回もブルーインパレスは駄目だろうと覚悟していた。
 <続く>
[PR]

by pac3jp | 2010-05-25 14:32 | 航空・宇宙  

<< 2010 美保基地 航空祭 ビ... 神戸港 新港第1突堤のイベントなど >>