韓国で哨戒艦の船尾が引き揚げられる。

c0041039_17215624.jpg 3月末、南北境界線近くの黄海でナゾの沈没した韓国海軍の哨戒艦「天安」の艦尾部分が15日に引き揚げられこと、そして沈没に至った原因の調査が本格化されるだろうと各社のWebニュースが報じている。

 当初から北朝鮮の半潜水艇からの魚雷発射説や古い浮遊機雷に触雷した等、色々と説は出ていたが、これからは艦の切断面の解析によりもっとはっきりと原因が分ってくるだろう。いずれにせよ艦底下の水中で爆弾が爆発したときに生じる強烈なバブルジェットで艦体が切断、沈没されたということである。

 下の図は当初からあった北の半潜水艇による魚雷攻撃の概念図である。この海域は浅く潮も早いのでソナーの雑音も多く魚雷の接近を探知することは中々難しかったらしい。

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c0041039_17242062.jpg 昨日の報道によるとカプセル型機雷による攻撃を受けたのかも知れないと図で解説がついていた。

 これらは米海軍のキャプターと呼ばれる沈底式のホーミング機雷と同じでセンサーが敵艦の音紋を判別して短魚雷を作動させるが、誤動作もあるので敷設すると機雷の有効期限内はそのエリアに近づかないようにするらしい。

 こんな危険な機雷をお互いが領海を主張する境界線付近に敷設するというのも異常だが、漁船で撒いたといわれているが、それがたった1個だけという事はないだろう。

 そして、感応機雷ということになったら該当する海域の掃海はもう済ませたのだろうか。でも多くの艦船が救援活動に出動しているようなので機雷の危険は少ないのかも知れないが、充分な安全確保を願いたいものです。

【参考Web】:北朝鮮のサンオ型潜水艦 
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by pac3jp | 2010-04-16 17:31 | ウオッチング  

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