コクピットから見えるディスプレーの取付け方法は
今年の夏、秋田から沖縄にやってきたクルージング艇が移動式のディスプレーラックを上手に工作しているのを見せてもらった。このレーダーディスプレーは遠くから見るので大きめだし重量もあるので、ウッドラックを2本にして強度と安定を図っているようだ。
オーナー曰く、ラックは可動式のダイニングテーブル?だったかどうか失念してしまったが、家具の部品を転用したとお聞きした。
定位置は左舷のチャートテーブルの上。長短2本のラックが伸びている。(画像上)
ディスプレーの裏側から撮影した画像。ウッドラック横にケーブルを吊るワイヤーとナイロンのハンガーが見える。ウッドラックに位置固定用のプラスチックの蝶ネジがある。スライダーのコマはオリジナルの転用だろう。(画像中)
コンパニオンウエイに引き出されたレーダー/プロッターディスプレー。(画像下)
今後、電子チャートだけで航海するヨットマンが多くなってくるとGPS機器の故障や盗難対策が特に重要になってくる。故障時ののバックアップ機材を持つのは当然だが、旅先の港で外出するとき、ステアリング付近にずらりと並べた高そうなプロッターや無線機は泥棒にとっては格好の獲物である。しっかりと防犯対策をしましょうね。
by pac3jp | 2009-11-24 18:11 | ヨットの艤装と艤装品