新しいオセアニス34のドジャー

 いつものポンツーンに珍しい黄色のドジャーをつけたベネトーの新艇らしいクルージングヨットが泊っていた。
 この頃はアメリカやヨーロッパから輸入されるレーサー以外のヨットは殆どがドジャーとビミニはビルダーオプションで装着してくる。それを見ているとヨットビルダーそれぞれの特色が出ていて面白い。

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 コクピットを覆う黄色のドジャーとビミニを近くで観察すると、一番良いのは両方を展開するとしっかりコクピットをカバーするサイズになるようにデザインされていることだ。普通の34フィートクラスの場合はドジャーとビミニが離れていて、その間にもう一枚の日除けを追加しているヨットもよくいるが脱着が少々面倒である。
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 ドジャーの防水性能とか窓の材質などはデイセーラークラス?で普通だが、コンパニオンウェイ上のドジャーフレームに専用の取っ手が付いているのが良い。これがあるとドジャーが手垢で汚れない。できたらドジャーの左右の裾に各一本、デッキからコクッピトに出入りする時に握る取っ手兼用のハンドレールがあればなおいいなあ。

 普通のヨットではビミニトップの天井からバックステイが貫通して雨が漏ったりするが、このヨットは二本あるバックステイはトランサムの左右に分け、コクピットからトランサムの出入りに邪魔になるステイ類をなくしている。港では出船で係留するヨーロピアンスタイルに徹しているようだ。でも、セーリング時に必要な風見を見る天窓もないけど、クルージングボート(チャーターボート)には不要だなんてビルダーでは考えているのでしょうかね。


c0041039_1773273.jpg 一見しただけだが、ヨットの外観の特徴はオーバーラップしないジブなので引っ込み角度を小さく取る必要がないためか、シュラウドはデッキ幅一杯で取ってある。そして、マストは特別に長いスプレッダーで支えられている。マストの強度を上げるには最適だがあの細くて長いスプレッダーで本当に大丈夫かなと心配してしまう長さですね。

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by pac3jp | 2009-08-24 17:10 | ヨットの艤装と艤装品  

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