見晴らしが良いハードドジャー

 ステンレスパイプの加工とキャンバスの縫製が難しいのか、自作のソフトドジャーを装着しているヨットは少ない。多分、外注してもそう高くはないのかもしれないなぁ。一方、ハードドジャーはヨット業者に「おまかせ外注」すると、とても高くつきそうな気がする装備である。でもアイデア次第で自分の腕と努力でなんとかなりそうな気がする装備でもある。

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 ↑画像はセンターコックピットの「ムーディ36」である。そのオリジナルのソフトドジャーを取り外してハードドジャーを付けてしまったオーナーさんがいらした。
透明な全面アクリル窓は新艇からのオリジナル部分で、その上部の白いプラスチックプレートに黒枠の窓をつけた部分とその屋根がハードドジャーとして製作されてコクピットに接続されている。コクピットの屋根はドジャーから後のヘルムスマンにいたる部分まで日除けとソーラーパネル用のハードトップが被さっている。パイプ構造が少し弱いのかアチコチにラッシングベルトで補強してある。

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 ↑画像 このハードドジャーは従来のソフトドジャーのキャンバスを取り外し、代わりにプラスチックのプレートをそのパイプフレームに張り、ハードドジャーにしたものである。前面パネルは窓を三つ切り抜き、もう一枚全面に透明アクリルパネルを外から重ね、窓部分には防水のために黒いガスケットが入れてある。外側のパイプは窓パネルと屋根パネルの接続を置け持っているのかも知れない。側面にある3個の丸窓はオーナーさんの趣味でしょうか、中々いいですね。

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 ↑画像 ドジャーの内側を見ると、かってソフトドジャーを支えていたパイプフレームがプラスチックのハードドジャーをサドルで固定している。ハードドジャーのアウトエンドはチーク材できれいにトリムされている。
 追加したハードドジャーと船体の接続に不安?があるのか、デッキからラッシングベルトが掛けてあった。

 ハードドジャーは外洋志向のヨットによく装備されていて、機能第一で見通しの良さや、快適に過ごせる通風など考慮してない設計になっていることも多い。このフネの視界は大変良い、しかし、暑い海でのクルージングはきっと辛いでしょうね。
 でも、強度のある開閉窓の工作は難しいし、真夏の暑さはほんの一時だ。辛抱しようか! と、ボクだったら思うけど・・・。
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by pac3jp | 2009-08-19 17:29 | ヨットの艤装と艤装品  

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