メガヨットのフェンダー

 ボクはメガヨットのメカやキャビンの豪華さには全く興味はないが、装着されたフェンダーには少し興味がある。
 船舶は大型客船から小型ヨットまで自船が使用するに最適と思われる個性ある防舷物を持っている。それをあれこれ較べて見るのも面白いなぁと前から思っていた。
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 上の画像はモノハルの120f「アルカディア」の筒型フェンダーとチークのブルワーク保護とロープアジャスターを兼ねたメガヨットらしいグッズである。因みにこのフネは5本の傷もなくきれいなフェンダーを吊り下げていた。ロープアジャスターは硬い心材の内側にはフェルトが、外側には硬い皮革が縫い付けられロープガイドが2個とカムクリートが付いている。

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 上の画像はカタマランの「シルバークラウド」で、直径は1m、長さは2mもありそうな大きな筒型フェンダーが2個吊り下げられている。
 同じくブルワークからフェンダー用ロープは出ているがブルワークにチークのキャッピングはないので厚みの薄いロープ保護グッズが付いている。それはFRPらしい硬い心材に内側にはフェルト、外側には黒っぽい皮革が縫い付けられその上に摩擦に強いステンレスのプレートが張られてロープガイドが付いている。フェンダーロープのエンドはブルワークの内側にあるクリートに留めるのだろう。
それに吊り下げられたロープがハルを擦れないようにちゃんとロープにも擦止め(ハルの塗装保護?)もセットされている。


 両艇ともサイズは違うが同じメーカーのフェンダーのように見える。それにしてもフェンダーは各地で停泊するたびにその岸壁で汚れると思うのに全くの新品のようにきれいだなぁ。ボクたちがクルージング先で半分破れた俵フェンダーで停泊してきた姿と較べると、さすがは手入れの行き届いたメガヨットだと思わせますね。

 お断りをしておきますが、ヨットマンの全てがボロの俵フェンダーを使っているわけではありませんよ、ちゃんときれいに手入れされたヨット用防舷物をお使いのオーナーさんが殆どですが、中には漂流しているスチロールの塊を集めて防舷物に再利用しているリサイクル派のヨットマンもいます。

 ヨットの楽しみ方も色々ですから、見栄えを気にする方はそれなりに、個性派はご近所に迷惑をかけない程度に楽しんでくださいね。


【関連記事】:メガヨットのフェンダーアジャスター
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by pac3jp | 2009-08-12 11:32 | ヨットの艤装と艤装品  

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