ウェルカム・ポイント

 ボクのブログのトップページには「U W」と2枚の国際信号旗でウェルカム!とご挨拶をさせてもらっている。

 神戸港も昔は大きな信号塔があり旗旈信号で船舶の出入港を管制をしていた時代があった。今でも塔はハーバーランドに移築されモニュメントとして「UW KOBE」と6枚の旗が翻っている。
 そんな「U W」旗だが、少し前から神戸港で出入港の船舶に「U W」旗をあげて歓送迎している人がいるとは聞いていたが、昨日(9日)の地元新聞に詳しく紹介されていた。

c0041039_17571344.jpg
 写真を見ると「U W 3」と3枚の信号旗がポールについている。航海訓練所の練習船「銀河丸」の出迎えなので多分「お帰りなさい」なのでしょうね。ボクの持っている2字信号の抜粋には以下の2種類だけしかないが、詳しく知りたい方は国際信号書をご覧ください。

 U W は「ご安航を祈る」、その返事として、U W 1 は「あなたの協力を感謝する。ご安航を祈る」となる。

 そのように船舶の出入港を国歌や信号旗で歓送迎する場所をウェルカム・ポイントといって、ドイツでは盛んらしく、ハンブルグ港に入るエルベ川にある「Willkomm-Höft」のウェルカム・ポイントでは500トン以上の通過船舶に対して本式の設備で敬意を表しているという。

c0041039_182392.jpg 神戸港では一般人が船舶に近づけるのは客船埠頭や内航船埠頭だけで外貿埠頭は「テロ何とか法」で近寄れない。従って数多く入港するコンテナ船など外国の貨物船は歓迎したくても出来ない仕組みになっている。昔は突堤の入り口に税関の監視所があり通りにくかったのにやっと自由に入れるようになればテロリストのせいでゲートが出来、ガードマンに締め出されてしまうようになってしまったなぁ。

 船舶に旗を掲げる習慣は古代エジプトまでにさかのぼるが、船同士の通信手段に用いられるようになってきたのはイギリスでは14世紀頃だと記録にあるという。
 電波を使用する通信手段が広く普及した現代でも海上交通安全法や港則法などで規制される航路や港湾には指定された国際信号旗を掲げた本船が航行している。神戸港でも国際信号旗で行き先表示をした船舶が行き交っている。

 ボク達が楽しんでいるヨットでも国際信号旗のNC旗は安全備品として備えることが義務つけられているが、これを掲げたら海保のお世話になってしまうが、UW旗ぐらいは準備しておいて外国艇などにも挨拶代わりに振ってあげればきっと喜ばれるはずですよ。

【関連記事】:国際信号旗について 

【参考Web】1:神戸港ウェルカムポイント
【参考Web】2:ドイツ再発見
[PR]

by pac3jp | 2009-06-10 18:04 |  

<< 大型コンテナ船の進水式を見学し... また、フローティングボートショー? >>