ハードトップ型ドジャー

 ヨットのドジャーは大きく分けて二種類がある。一般的な金属フレームとキャンバスで作るソフトドジャーとFRPで成型し、ポリカーボネートや強化ガラスの窓をつけたハードドジャーだ。そんなドジャーもクルージングスタイルによって好みが分かれるようで、ハードドジャーはロングクルージング志向のヨットに多く装備されているように思う。

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 今月の初めに北海道から新しく転入してきたというヨットには両者の折衷タイプのドジャーが装備してあった。ハードトップ型ドジャーである。このタイプはモーターボートのフライブリッジにハードトップとエンクロージャーの組み合わせでよく装備されている。
 ヨットでは珍しいが、寒い日にエンクロージャーの中にいらした奥様を拝見して中々具合がよさそうに見えた。

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 近くで観察するとFRPのハードトップはコンパニオンウェイとコクピットの前部を覆う長さと幅があり、充分立てる高さもある。天井裏にはハンドレールが、ハードトップの上にはソーラーパネルが2枚と両側と後部に外部ハンドレールが取り付けてある。
 その天板を太目のステンレスパイプ4本で支えている。透明フィルムの取り付けは上部はハードトップの裏に取り付けられたグルーブを通して取り付ける。下部の取付けはソフトドジャーの取り付け同様にデッキにツイストスタッドが並んでいる。

 ハーバーに長らく泊っているときは画像のように取り外しておけば透明フィルムの劣化も防げる。中々いい考えである。

 夏場の航海では風通しもよく、勿論見通しも非常によい。でも、雨や時化の海では本来のエンクロージャーがやっぱり有難いですね。製作費はソフトドジャーより高りそうだが、ハードトップは長持ちするし、透明フィルムだけの劣化交換ならば比較的安く出来るかもしれないですね。
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by pac3jp | 2009-04-11 19:05 | ヨットの艤装と艤装品  

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