これからの国際VHFは・・・

 先月だったか、三級海上特殊無線技士の養成講座がハーバーで開かれ、仲間のうち数人が受講したと聞いていた。そのお一人がVHFの話になると「今は5ワットのハンディ機だが、もうすぐ自動的にライセンスが二級海特に昇格して25ワット機も使えるのだ」と喜んでいた。
 ボクはちゃんと二級の国家試験を受けて取ったのに不公平だとも思ったが、小型船舶免許も4級から実技なしに講習で一級に簡単に昇級できるし、規制緩和の波にうまく乗った人はラッキーですね。

 護衛艦「あたご」と漁船の海難事故をきっかけに船舶共通の通信システムをどうすべきかと大きな議論が起り、総務省総合通信基盤局にその検討会が出来、「中間とりまとめ」が平成20年7月にパブリック・コメントとして出された。
その結果、

●国際VHF機器の活用を基本とすることは妥当
●導入の費用や免許手続き、検査等のユーザー負担を極力少なくする
●運用マナーの確保


と、なりこれらを踏まえ具体的な制度設計のあり方について検討を行い報告書として平成21年1月28日に発表された。以下はその報告の概要を転載したものです。

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【参考Web】:VHF・DSC(Digital Selective Calling)とはなに?
【参考Web】:MMSI(船舶識別番号) / Maritime Mobile Service Identity とはなに?

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 報告書を読むと概ねプレジャーボートオーナーの希望通りに報告書はまとめてあるが、その実現にはVHF/DSCなどまだ少々の時間がかかりそうに思うが、格段の進歩であることは間違いないですね。
なお、報告書の本文などは↓のWebページをご覧ください。

【参考Web】:「海上における船舶のための共通通信システムの在り方及び普及促進に関する検討会」報告書(案)に対する意見募集の結果及び最終報告書の公表

【関連記事】1:風は国際VHFへ! 
      2:国際VHF 
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by pac3jp | 2009-04-09 10:05 | ヨットの艤装と艤装品  

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