ドジャーの窓

c0041039_13151323.jpg クルージングヨットにとって必須の艤装はドジャーだろう。雨や風、波しぶきからもコックピットの乗員を守る大切な装備だ。最近のヨットはビルダーの標準装備だったり、オプションでの設定があり、殆どの新艇は新しいドジャーがついて引き渡されているようである。

 ↑プロダクションヨットを購入するお客さんはそのヨットに色んな夢をお持ちでクルージング志向の人ばかりではない。そのためビルダーはドジャーを畳んだり簡単に脱着が可能なデザインのドジャーを用意している。当然、窓は折りたたみ可能な透明塩ビシートなどが使われる。
 でも、これが新しいときは問題ないが少し古くなると折り皺ができたり、紫外線で劣化し曇ってくる。これが悩みの種になる。

c0041039_13153574.jpg ←昨日、お仲間のヨットに寄ると、「ドジャーの窓を取り替えたよ」とお聞きしたの見せてもらう。正面から見ると開閉できるクリアなポりカーボネートの窓になっている。少し薄めのポリカシートで作ってもらったので、夏など筒状に巻き上げることも出来るという。左右の三角窓もポリカーボネートだが、まだ保護シートが張ってある。
 仲間の他のヨットも前方の窓は曇らないポリカーボネートにしているが、サイドはカーブがついているので塩ビのままのフネも多い。彼のは薄めの材質を使うことで三方の視界がクリアになったが耐久性はどうなんでしょうね。

 ついでに費用は幾らかかりました? と、お聞きすると○万円と返事があり、予算よりだいぶ安く収まったようだ。(価格はマル秘になっているのでここでは書けませんので悪しからず)

c0041039_1316160.jpg ←ハーバーウォークの一番目に付く桟橋に泊めているヨットがいる。最近デッキ上の紫外線に晒される装備をすっかり更新していた。当然ドジャーも以前のエメラルドグリーンからブルーのキャンバスにかわり、前方だけだったポリカ-ボネート窓も今回は3ヶ所の窓とも薄手のポりカーボネートになっているようだ。

 新品のハリヤードを束ねているオーナーさんに「ドジャーもビミニもシートなどみ~んな取換えたんですか?」とお聞きすると「だいぶ痛んできた!」とおっしゃる。確かに、乗らなくても紫外線は満遍なく付近のヨットにも降り注ぎデッキ艤装品の劣化は進んでいる。それを今が交換時期と感じるのは各オーナーの安全、いや懐具合から発する感覚だが、ボクなど修理不能と宣言されるまでが寿命と思っているもんね。

 でもね、エンジンやリグのパーツは早め早めの交換が痛い目に遭わない秘訣ですよ。

【関連記事】:クルージングヨットのドジャーについて(2)
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by pac3jp | 2009-02-09 13:23 | ヨットの艤装と艤装品  

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