寛平さんのアースマラソン

 真冬でも週末になれば熱心なヨット乗り達は「フネの整備」を口実にマリーナのマイヨットに集まってくる。でも、作業が一段落すると、一人ではちょっと寂しいのか居心地がよくて面白そうな話題があるヨットに自然と集まってくるようだ。

 先週末、無線LANがつかえるマリーナで「間寛平アースマラソン」のWebページを見ながらワイワイお喋りしているヨットがいた。いま太平洋を寛平さんと航海しているエオラス号のスキッパーは昔ここによく出入りしていたらしく当時の彼を知っている人が何人もいる。
 ノラ21をオリジナルのガフリグからマルコニーに改造し、ウインドベーンをスターンのパルピットに取り付けたりして少し危なっかしい艤装で小笠原へのクルージングに出たが、帰りは貨物船のデッキ積みで帰ってきた。「行きはきっと吹き飛ばされていったんやで・・・」と当時はそんな噂だったとか。
 「あんたも知ってるやろう」と聞かれたが当時ボクは草レース派だったのでクルージング志向だった彼の顔も名前も残念ながら覚えてない。

アースマラソン応援バナー

 歳月が流れ、今回彼は吉本興業のイベントとして世界一周の航海をしている。ヨットは28フィートと大の男が二人で過ごすにはかなり小さいが、長距離航海に耐える頑丈なつくりのヨットを手に入れ、充分に予算と時間を掛け整備したようだ。イベント終了後はスキッパー氏がシングルハンドで乗るのを想定しているのかもしれない。

 この航海は人気タレントの間寛平さんが乗っていてヨットから日本のテレビ番組にも随意出演できるし、インターネットには動画とブログで航海情報が発信されている。このようにエオラス号の通信設備には随分お金がかかっている。個人では絶対ここまで出来ないでしょうね。ついでに航海機器もFURUNOの最新機材が装備されている。

 今日、1月28日は出港から25日目で多分北緯30度、東経170度付近でもうミッドウェーにも近いと思うが風弱く針路100度で機帆走と書いている。昨日はデイラン120マイル走ったという。平均速度は5ノットになる。少し遅いようにも思うが28fのフルキールのヨットなのでこんなものかな。

 こんな航海中のエオラス号となんの関係もない当ブログが先週の金曜日には閲覧者がいつもより200人も増えた。なんだろうと思いアクセス解析の検索ワードを見ると「ヒーブツー」がどっさりでてきた。
 その日、「間寛平アースマラソン」のWebページによると間平さんらのエオラス号が風向の都合で2日間ヒーブツーをしていたのだった。それを読んだ読者は聞きなれない「ヒーブツー」という言葉をきっと検索したのだろう。ヨットマンなら大抵の人は理解できているので「間寛平アースマラソン」ブログは一般の人が大勢読んでいるみたいですね。
 因みに「ヒーブツー」をグーグルで検索してみるとボクが大分前に書いた記事がトップに出てきたので、ちょっとびっくりしたが、ははぁんと理解できた。

 ヨットで太平洋を渡るのはもう冒険ではないらしいが有名なヨットマン堀江さんは波動推進ボートから電話でTVに出演していたが「間寛平アースマラソン」は動画で出演しているらしい(TVは見てないので・・・)。いつでも見れるWebの動画やブログは一般の読者がヨットの航海をじかに目で見て理解していただくことができるので結構いいなと思っている。ブログのコメント欄をみるとやっぱりヨットをしない普通のファンが多いようですね。

 この航海、そして「間寛平アースマラソン」を是非とも成功させ、ヨットの楽しさを多くの皆さんに伝えてください!!


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by pac3jp | 2009-01-28 13:16 | クルージング  

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