デッキカバーを繕う

 衣類など普通の繊維製品などは半年も外に出しておくとUVでボロボロに風化してしまう。それに比べデッキカバーの丈夫さにはいつも感心している。輸入品のサンブレラも強いが国産のモダクリル原着染のボートカバー生地も中々のものだ。
 ボクのデッキカバーは近くのテント屋さんで作ってもらった。セールメーカーのようにぴったりの良い仕上がりではないが、それでも紫外線は充分に防げる。それに製作費はセール屋さんの多分、半分くらいの費用で納まった。生地は安いB反で作ってもらったが10数年もの間、ハーバーで雨、風そして海浜の強力な紫外線からチークデッキとデッキ艤装品を守ってきた。

c0041039_13194465.jpg 紫外線にはスッゴク強い生地だが擦れには弱い、時々は擦止めのパッチを縫い付ける。今週はバウデッキのカバーを繕う。修理箇所はカバーの外縁に細いロープが入っているがそこに40cmほど生地が破れたのを繕う。それにバウハッチのアルミ枠に擦れる部分が弱っているので内側から大き目のパッチを当てる。

 ミシンは奥様から重すぎるということで払い下げてもらったプロ用である。かっては洋裁店で使われていた動力ミシンを丈夫過ぎる架台と強力モーターを外し、ポータブルにしたのだが、モーターは小型の家庭用になってしまったので残念ながらパワーはない。
 でも、メカはオール金属製でプラスチック部品は全くないのでボクが手で加勢すれば厚手の生地を6枚でも重ねて縫え、針が折れることはない。

c0041039_132064.jpg お裁縫仕事も最近はカバーの繕い専門になってきたが、前には色々と作ってみたこともある。一番気にいっているのが右画像のフェンダーカバーだ。涙滴型のフェンダーは割りに紫外線に弱く、首に近い上部からUV劣化が進んでくる。そこで球形のカバーを素人風に作ってみた。
 まず、大まかに裁断した生地をフェンダーに被せホッチキスで仮縫いし、あと余分な部分をカットして縫いつけ、裾にロープを通したら見栄えはともかく効果抜群?のフェンダーカバーの完成だ。

 このカバーも長らく使っているが、よく見ると舫いのスプリングロープと擦れて一部補修が要る、次のお裁縫仕事になりそうである。

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【参考資料】:「コーラル」 国産唯一のモダクリル原着染繊維を使用。きわめて優れた耐紫外線、耐色あせ性能を持ち、さらに裏側にアクリル加工を施したボートカバー用生地です。熱切断加工しなくてもほつれがほとんどなく、家庭用ミシンで縫うことができるため、自作にはうってつけ。セールカバー、オーニング、ウインチカバーその他、出来合いの製品に満足しない自作派にぴったりです。
重量:1平方メートル当り285g/厚さ:0.54mm/抗張力:縦75kg、横40kg/幅:約1.15m/縫製用ポリエステル糸付
販売価格:5mで \ 15,196(税込)舵社 通販HPより
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by pac3jp | 2009-01-21 13:22 | シーマンシップ  

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