「KNOT STICK」電気不要のヨット用スピードメーター

 以前に帆船時代から船の速度を測定する道具として長く使われてきたハンド・ログについて書いたことがあったが、今回も電気が不要でディンギーなどにも使え、割合正確に対水速度が測れるスピードメーターを紹介する。

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商品名は「KNOTSTICK」(ノットスティック)
■表示部分の大きさは 直径:25mm  長さ:300mm  材質はプラスティック
■センサー部分は   直径:3.1mm 長さ:210mm  材質はSUS+真鍮の重り+プラの円盤で重さは33g
■曳航コードは    直径:約2mm 長さ:約6m~7m 細いショックコード様の紐

 このノットスティックは12fのディンギーから60fのレーサーまで使えますとメーカーは言っている。原理はバネはかりを応用したような器具で計測範囲もセンサーのプラ円盤を取替えることで3ノット、6ノット、9ノットと個別の表示を読むことでコンマ以下の速度に対応している。画像は9ノット用がセットしてある。

 ヨットの船底にパドルタイプのスピードセンサーを装備していてもセット時には海水が噴き出すし、少し面倒なので付近をセーリングするだけならスピードメーターはGPSで充分だと思っているオーナーさんも多いだろう。

 でも、ついでにチューニングでも、と思うと、全く潮のない琵琶湖のような湖ならそれでもよいが、海では流れがつきもので地域や時間によってはGPSの対地速度が信じられない値を表示するときもある。その時、このような簡単な道具で対水速度を測ってみると、その時点でヨットが実際走っている速度がよく分かる。

 先日、港内で実際に艇速を測定してみた。潮は満潮ちかくだったが、潮汐流の影響が少なくなるように流れに直角のコースを曳いてみた。1回目はリードの取り付け場所がスタンションの上だったので、速度値は?だったが、リードをデッキレベルまで下げるとセンサーがうまく海水をかぶり、勘?で思いつく速度に近くなってきた。

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 そこでハンディGPSを出し、スピードを比べて見ると4.4ノットと、ドンピシャリだった。これ、昔乗っていたJ24などにはぴったりですね。
 当時この道具を知っていたらチューニングももっとよく出来、レース成績も多少は良かったかもしれない・・・。(^_-)-☆

 KNOTSTICKのホームページによるとこの商品は1978年からもう30年も売れているロングセラーの商品らしい。有名なトリスタンジョーンズ氏も使っていたという。そして、価格はアメリカ以外の国には6ドルの送料を含め51.95ドルとなっている。


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by pac3jp | 2008-12-05 13:25 | ヨットの艤装と艤装品  

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