ポンツーン着岸にご注意!

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 先日、友人が係留している桟橋で原因は分からないが、大型ヨットがポンツーンに乗り上げ、桟橋の一部が壊れたと教えてくれた。彼のヨットに寄ったついでに見てみると、分厚い板で積層されたデッキ材が硬いプラスティックの緩衝材もろとも20センチほど壊れていた。所が、当のヨットのステムは、かなり傾斜のついたクラシックなステムが幸いしたのか、乗り上げたときに付いた自艇の船底塗料が少し残っているだけでゲルコートにも傷はないようだった。

原因を勝手に想像すると
1.目測を見誤りアスターンを入れるタイミングが遅れた。
2.コントロールケーブルの故障でギヤがアスターンに入らなかった。
3.エンジンが停止した。
4.フェザーリングペラの故障でギアはアスターンに入ったがフネが勝手に前進した。
5.その他諸々・・・

 沖からハーバーに帰り、多くの視線を感じながら自分のバースにスマートに着岸したいのは誰しもだが、これが中々難しい。風向・風速・潮流など自然条件が毎回違うこともあるが、ヨットの操船システムが突然故障することもある。
 まず、桟橋のすぐ沖で着岸のシュミレーションをしてみる。フェンダー・舫いロープOK、スロットルはOK、アスターンギヤはOKか、とフネの作動状態を確認することが大切だ。

 ボクのお仲間の話では、昔、2機掛けのモーターボートで着岸しようと桟橋に近づき、レバーをアスターンに入れたら片方は後進に入ったが、もう一方は前進に入ったままになっていた。リモコンの故障でボートは急に回転を始めてしまい隣のフネには当たりそうになるし大慌てだったよ、とその体験を話してくれた。

 つい最近、ご近所でもプロペラの故障が原因で桟橋に衝突してしまったオーナーがいらした。ヨットが比較的軽いので桟橋を壊す程の損害はなかったけど、自艇の当り所が悪く、水線上のステムに少し損害がでた。

 原因をお聞きすると、上架して整備中から2翼フェザーリングペラの動きが悪いのが気になっていたとおっしゃる。業者は水中ではペラに水圧が掛かるのでうまく動くはずだといったらしいが、結果はボクも始めて聞く、上記原因の4.「フェーザーリングペラの故障でギアはアスターンに入ったがフネが勝手に前進した」状況になったらしい。

 オーナーはいつもの通り、バースにフネを入れ、アスターンを一発吹かせて定位置で止めようとした。ところが、その日はアスターンの一発が前進を加速させてしまった。あっと、思ったがすでに遅く桟橋に衝突!!

 ボクも3翼フェザーリングペラをつけている。上架しているとき、後進にするとピッチは反対になるのは動かして知っているがどういう仕組みでそうなるのか詳しく調べたことはない。でもちゃんと機構位は理解しておく必要はありそうだ。
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by pac3jp | 2008-12-03 09:45 | ウオッチング  

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